【自己肯定力のすゝめ】人生を変える「キチ岡カレンダー」

よお!スーパー禁慾者のキチ岡だ。

 

急がば回れ

●塵も積もれば山となる

●過ぎたるは及ばざるが如し

●石の上にも三年

 

などなど、過去の偉人たちが遺してくれた言葉は実に的を得てるよね。

しかし実際問題、これらをしっかり落としこんでライフスタイルに組みこめてる人はなかなかいないんじゃないかと思うわけ。

かくいう俺もこれに気づけたのはつい最近のことで、それまで幾度となく同じ失敗を繰り返してきちまったんだなぁ みつを。

 

SNSやインターネットの発達に伴い、以前なら知り得ることのできなかった「他人」の情報が、否応なしに飛びこんでくるようになってる。

さらに、ネット上ではいくらでも脚色できちゃうもんだから、他人が本来より魅力的に見えてしまうんだ。

画面上で脚色された他者と、リアルな自分との比較によって生み出される焦り、妬み、etc.

これらを受けて「変わりたい!」と努力を始める意識の高い人たちは大勢いることだろう。それはすごく良いことだよね。

しかし大抵の場合、この人たちの努力というのは、大した成果も出せないまま打ち止めになる。

目標を高く設定しすぎるがために。

 

より多くの他者と、より容易に比較ができる現代。

自分よりイケてる人間への嫉妬心や焦りから「私は変わるんだ!」と思い立つものの、相手との距離(格差)を実際のものより大きく見積もってしまっているため、一刻もはやく追いつきたいと無謀な目標を設定する。

身に覚えはないかな?

 

例えば、

 

●モテたくて禁欲をすると思い立った!

今日から90日間絶対に禁欲する!

●体型をカッコよくしたいから、今日から週五でジムに行く!

●ギターが上手くなりたいから、毎日10時間必ず弾こう!

 

みたいな具合だよね。

 

なんとなくみんな経験あるんじゃない?

思い立って3日間ぐらいは、鬼のように高まったモチベーションに身を任せて頑張る。

しかし、「一時のやる気」だけに頼って行動した結果、緩やかに、しかし確実に下がっていく熱意と行動量。

結局2週間も経たないうちに終了し、残っているのは自己嫌悪だけってか。

 

「自分は努力できない人間だ」というセルフ・イメージが膨れ上がり、そのせいで余計に継続できなくなって、また自己嫌悪して〜みたいな悪循環が生まれちゃうんだよね。

 

ならどうするか。答えは簡単。

スモールステップでゆっくりやること。

 

人生はまさに「急がば回れ

回り道こそ最短ルートなんだ。

イケてる奴らに憧れて、悔しくて、すぐにでも追いついて見返したい気持ちは痛いほど分かる。本当に痛いほど。

でも、その結果を急ぐ気持ちが好影響をもたらしたことはあっただろうか。

少なくとも俺にはなかったんだよね。

結果を出したいなら、短期的かつ視野が狭いものの見方から卒業しなきゃだめ。

人が別人に生まれ変わるには一年かかると思ったほうがいい。何らかの分野で「本物」になるにはそっからさらに二年。

 

つまり、俺の方法論は

 

「三年後にどうなっていたいか」から逆算し、具体的にどう努力したらそうなれるのか、その時自分はどんな事をしているのかを割り出す。

それができたら、その努力の難易度を限りなく低く「レベル下げ」する。

何が起きても確実に毎日達成できるぐらいレベル下げできたら日々のタスクに組み込んで実践し、ゆっくり難易度を上げていく=「レベル上げ」

 

これだけじゃいまいちピンと来ないと思うから、俺の具体例を挙げるね。

 

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【三年後どうなっていたい?】

まずは具体的な長期目標を設定することから!

今やってる仕事専業で、生活と活動に余裕が出るぐらいお金を稼げる。

好きな酒と好きなタバコがあって、たまに良い服も買える状態。

そのうえで、自分のやっていることに誇りをもち、確固たる絶対の自信をもって、一所懸命仕事に取り組める人間。

 

【①どうしたらそうなれる?➁その時自分はどういう人間で、どう生きている?】

次は タスク=目標達成に必要な行動、努力 を決める作業。5本の柱で考えていくといいよ。禁慾はマストだけど残り4つは自分の目標に合わせてカスタマイズすればおけ!

●禁慾

①自慰行為はもってのほかだし、性行為もしない。倒錯した性的感情をも抱かない。

性エネルギーを昇華する瞑想を毎日朝晩必ずこなす。

➁体が繋がっていなくても、心で繋がれるような女性と、幸せな日々を送っている。

●トレーニン

①毎日部位を変え、ハードな筋力トレーニングをしている。

➁筋肉はさほど大きくないが、服のシルエットは綺麗なまま、健康的かつ強靭な肉体をしている。体力は無限大。

●仕事

①仕事の努力を 平均7時間/日 こなす。

そのうえで、成果を出すためにしっかり頭使って、足動かして行動しまくる。

➁誰から見ても明らかに「本物」であり、実力も行動力もビジュアルも全てが規格外。命を懸けて仕事に尽くす、まさにカリスマになっている。

スマホ

①基本的に見ない。

➁マネージャーにスケジュール管理や連絡をお任せし、スマホを捨てている。

●文章

①毎朝A4のノートに3ページ日記を書く。

様々な努力の効果を「観測」し「イメージ」をふくらませる。

週に1回「挑戦行動」をし、それに付随してブログにて効果報告をする。

世の中のためになる情報発信。

➁自分の気持ちに素直で、思い立ったらすぐ行動している。感受性豊かで、いろいろな物事に価値や意味を見出し、精神的に充実した日々を過ごしている。

自分の情報発信が誰かのためになっていて、人生を変えた人が現れる。

 

【レベル下げ】

先ほど決めた目標達成に必要なタスクを、限りなく低い難易度に設定し直す!

●禁慾

オナニーもセックスもいつでもしていい。

だけど一日一回瞑想だけはする。2分やったらおっけー。

●トレーニン

腕立てorプランクのいずれかを行う。

腕立てなら5回、プランクなら30秒やったらおっけー。

●仕事

とりあえず仕事道具に触れて遊んでみる。

15分やったらおっけー。

スマホ

気が向いたら電源を落としてみる。

一日一回以上落とせたらおっけー。

●文章

とりあえず何か書いてみる。

ノートに3行かけたらおっけー。 

 

【実践】

レベル下げしたタスクを「毎日」実践する。

レベル上げの方法と手順も後述。

ノートを用意し、一枚破ってカレンダーを作る。日付の横には5つのタスクの番号を書いていく。

ちなみに俺は

①禁慾 ➁トレーニング ➂仕事

スマホ ⑤文章 の順。

 

(例)

↓↓↓↓↓↓↓↓

 

1月21日  ①  ➁  ➂  ④  ⑤

1月22日  ①  ➁  ➂  ④  ⑤

〜〜〜〜

1月27日  ①  ➁  ➂  ④  ⑤ 

 

↑↑↑↑↑↑↑↑

 

みたいな感じ。

実践する際に、達成したタスクの横にチェックマーク入れてくのよ。

 

(例)1月21日全ての目標を達成した場合

↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

1月21日  ①✔ ➁✔ ➂✔ ④✔ ⑤✔

 

1月22日  ①  ➁  ➂  ④  ⑤

 

〜〜〜〜

 

1月27日  ①  ➁  ➂  ④  ⑤ 

 

 

 

 

↑↑↑↑↑↑↑↑

 

こうやって毎日チェックマークをつけてくと、カレンダーがチェックマークで埋まってく。

とにかく「毎日確実に達成できるタスク」であることが最重要。

チェックマークで埋まらないようであれば、まだそのタスクの難易度が高いことを意味している=結果を急いでいるので、即刻レベル下げするように。

とにかく、どんな些細なことでも「継続できている」という自覚が、現代人の弱りきった自己肯定力を確実に高めていってくれるのよ。

それを可視化する仕組みがこの自作カレンダーってこと!

 

コツが3つある。

1つ目は、「自作」でカレンダーを作ること。

自作っつっても、紙一枚に日程と番号書くだけだから5分で作れる。

とにかく、自分で作ると積み重ねてきた感覚がより一層強調されて継続できるよ。

 

2つ目は、紙一枚で「7日間」のカレンダーにすること。

30日とかにしちゃうとマジで先が長すぎて飽き性な俺じゃ継続できなかったんだよね。「30日あるし一日ぐらいサボっていいだろ!」みたいなさ。

1週間だったら「ちょっと頑張ってみるか!」って思うでしょ?

そんで、一枚のカレンダーが全部チェックマークで埋まったら、今度するのはタスクの「レベル上げ」

カレンダーを埋めきった時、あなたのレベルはほんの少しだけ上がっているので「毎日達成できること」の幅が広がっているはず。もっとやりてぇ!とすら思ってるかもしれない。

だから、8日目からはほんの少しだけタスクの難易度を上げる=レベル上げ。

でもここで調子に乗って難易度爆上げしたら即バッドエンドですのでお気をつけて。

あくまでも「何が起きても毎日確実に達成できるタスク」でなければいけない。

蒸気機関車は一気に燃料を投下するより、徐々に薪をくべていくほうが速度が上がるというが、まさにそういうこと。

土台をゆっくり丁寧作ってれば、そっから上に積み上げるのは容易いことだから。

タスクの難易度を少し上げ「レベル2」にしたら、次のカレンダーを作って、同じように継続していく。1週間後にまたカレンダーが埋まるので、タスクの難易度をまた少し上げ「レベル3 」に。

これを繰り返して確実なレベルアップをしていく。実に合理的だと思わない?

レベルが1個ずつ上がってくの、めちゃくちゃおもろいのよこれが。人生が死ぬほどリアルなオープンワールドゲームに思えてくる。

この革新的なメソッドを「キチ岡カレンダー」と呼びます。テストに出るのでメモしておくように。口酸っぱくして言い過ぎてもはや口内酸性雨降ってるけど、レベル上げのときも「毎日確実に達成できるタスク設定」を心がけてね。

これさえできてれば成功したみたいなもんだから。

 

さて3つ目は、カレンダーを埋めきったら、「ご褒美行動」をとるということ。

人間の行動ってのは「快楽を得るため」か「痛みを避けるため」でしか起こらないのよね。

だから、1週間ごとにモチベーションとなるような報酬を設置しとくわけ。ゲームでいったらボス戦後のレアアイテムだね。  

ここで注意点。「ご褒美」と聞くと、禁慾者だったら「好きなだけ自慰行為をしよう」ってなるかもだし、ダイエットを頑張ってる人だったら「好きなだけジャンクフード食べよう」ってなるかもしれないんだけど、こういう「後ろ向きなご褒美」は望ましくないかな。

キチ岡カレンダーの最大のメリットは人生から後退がファック・オフすることにある。どんなに簡単なことでも、目標のために毎日何かを継続し続けている自覚があなたの成長を停めさせないわけよ。

そこに「オナニーしたい!」とか「お菓子好きなだけ食べたい」とかいうネガティブなご褒美は悪影響なわけ。これはよくないし、何よりもったいないでしょう?

だから、俺の推奨するご褒美は「挑戦行動とセットになった快楽」です。

例えばご褒美オナニーを俺流に変換すると「気になってる女の子をデートに誘ってみる」とかね。そしたらワンちゃん恋愛イベントがあるかもしれないし、対女性の経験値も積める。長期的に見たら、当初のご褒美のオナニーより、性欲解消に繋がってることに気づけるでしょ?

女の子にモテるようになりゃ、自分の利き手とよろしくやらなくったって、セックスすればいいだけだからさ。

ご褒美のキーワードは「ワクワク」と「挑戦」

1週間の継続によって培った自信にちょっとの勇気を上乗せして、自分の成長につながるワクワクすることをご褒美にしたらいいと思うよ。

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いやぁ長かったなぁ笑

疲れたけど、みんなに回り道が最短だってことが伝わりゃさ、冥利に尽きるってもんよ!

急がば回れ」なライフスタイルの魅力伝わったかな?

長いスパンで目標を見て、毎日虎視眈々とナイフを研ぎ澄まし、歩みを止めないこと。

それがとんでもない場所に行く唯一の方法です。

 

歩き続ければどこにだって、いつかはたどり着くでしょう?

この星が丸くできてんのはきっと、そういう理由。